2019/04/25 13:19

皆さんはどんなトマトがお好きですか?

甘いトマト?昔を思い出すようなトマト?それとも一口で食べれるミニトマト?



今はお店に行けばいろんな種類のトマトが棚をにぎわせています。

どれにしようか悩んだ経験がある人も多いと思います。

フルーツトマト(比較的小玉で甘みのある)、お弁当用や食べやすいミニトマト、サラダを華やかにするカラフルトマト・・・

いろんな産地もあるし。値段もそれぞれだし。



私、お野菜を販売している会社で働いているのに野菜が苦手で、獣のような肉食生活を送ってます。

そんな私の職場「JOIN」は北海道から沖縄に産地をもち、生産者と契約してトマトを1年中販売しています。

会社に入って初めて食べた北海道の生産者さんのトマトの美味しさに感動して、

それからは、自分のところで扱っているトマトは食べれるようになりました。

が、仕事がらいろんなトマト(JOIN以外のトマト)を食べなくてはいけないんですよね(T_T)

苦手だからこそわかることも多々あって、ああだのこうだのうるさく言ってしまうクセがついてます。

(そのため、友達と食事に行くと面倒くさがられてます)

そんな私が自信をもって紹介させていただくのが、トマトジュース。

もちろん使っているのは、JOINの契約生産者さんのトマトだけ。

食品添加物はもちろん、食塩や砂糖も一切加えず、トマトONLYの

果汁100%ストレートジュースです。


◆Prize(プライズ)トマトジュース



トマトジュースは何種類か作っておりますが、定番商品がこちらです。

原料のトマトは生産者さんが愛情を込めて大事に育てたトマトです。

産地は北海道。もちろん、JOINの契約生産者さんが作ったトマトだけです。

北海道のどの辺りかというと、点々としております。

なぜかというと、栽培している場所の環境も重要だから。

水はけがよい土壌であること、一日の気温の差が大きいこと、日照時間など、

条件が良く、そして、生産者さんの技術が高い。

そして、幸運にも出会えたのが今作ってくださっている生産者さんたちです。

士別や南幌町(空知)、仁木町(余市)、むかわ町でがんばってくださっています。

主に生食用のトマトとして皆さん水や肥料を最小限に抑えた栽培をしています。



下の画像のトマトに出ている濃いグリーン。赤みがさしてきたトマトにこのグリーンが入っていると、「このトマト美味しくなるなー」ってワクワクしてきます。お店に並ぶころには赤色になっていますのであまり目にすることはないかもしれませんね。

限られた水分や栄養の中で、トマト達は必死で生きようとします。

そして、強い子孫を残さないといけないって良い種を残そうと果実に栄養をしっかり溜め込むんですね。

だから、果実は小さめでもズッシリと重量感を感じるトマトなんです。

水分も栄養も満ち足りていたらがんばらなくても生きていける、

いい種を残さなくても絶えることがないって感じれば、自分の成長に栄養が注がれ、

実に溜め込む必要がないからあっさりしたトマトになる。

かといって厳しくしすぎてストレスを与えすぎてしまうと弱ってしまいます。

そのため病気にかかりやすくなったり、美味しいトマトにならなかったり、実がつかなかったり。

なので、今トマト達はどうして欲しいのかを感じ取ることが生産者としては必須なのです。

手を抜いたら美味しいトマトもできないし、農家さん自身の生計も成り立たなくなってしまいます。

だから、誰もができる事でもないし、見よう見まねでは農家さんとしては成功できません。

(ちょっと書きはじめると熱い思いが込み上げてきて、延々と訴えてしまいそう。。。)

こうして大事に育てられたトマトを使ったジュースは、一味も二味も違うんだろうなっていうのは想像していただけるのではないかと。

濃縮還元ではないストレート果汁100%ジュース。

あんまり気にしたことがない人が多いとは思うのですが、トマトジュースやフルーツジュースなどの容器を良く見ると、

「濃縮還元」って書かれていることがあるんです。

同じ果汁100%でも「濃縮還元」と「ストレート」はその製法に大きな違いがあります。

「ストレート」とは原料を搾汁したものを殺菌して容器にパックしたものです。

加熱時間が短いため、素材の味や香りが味わえます。

対して「濃縮還元」とは、原料を搾汁し水分を飛ばして濃縮しペースト状に、

容器に詰める際にペーストに水を加えて果汁に還元させる製法です。

水分を蒸発させてしまうので、香りが飛んでしまいます。

保管や輸送費などのコストを抑えたり、価格が安い時に仕入れ必要なときに商品にできるというメリットがあります。


※トマトジュースの場合は「ストレート」の場合は一括表示の商品名の欄には「ストレート」と表記しません。

「濃縮還元」は表記しなければなりませんので、濃縮還元の記載がなければ「ストレート」という事になります。


Prizeのトマトジュースはストレート果汁です。

そのため、収穫時期によって味も香りも異なります。これがストレート果汁の一番の特徴かもしれません。

製造ロットが違えば少しづつ味が異なる。

色や香り、味でこの時期のトマトだな~なんてなんとなくわかってきたりするんですよ。

もちろん、せっかく美味しいトマトです。そのトマト味をしっかり伝えたいので、食塩は不使用、食品添加物も無添加

健康を気にしている方やお子様にも安心してお飲みいただけます。



ただ、お値段は濃縮還元のトマトジュースに比べるとお高め。

でも、美味しい生食用のトマトが約3個分(90~100g程度の)て考えたらなるほど!って思っていただけると思います。

目指すところは、トマトが嫌いでも飲みたくなるトマトジュースです!

トマト嫌いな人にとっては、なかなかハードルが高く、

そうそう飲みたいなんて思ってもらえないでしょうけど、目指すところはそこです。

お料理に使ってもOK。

暑い夏、さっぱりした食事がいいですよね。

冷製パスタはおすすめ。

トマトジュースに塩コショウとオリーブオイル。

お好みで顆粒のコンソメやレモン果汁、おろしにんにくなんかを入れてもおいしいです。

あとは、茹でて冷水でしめたパスタ(カッペリーニがおすすめ)と絡めるだけ。

トッピングは小さめにカットしたトマト(ミニトマトを1/2に切って使ってもOK)に

ナスやきゅうり、ズッキーニ、ツナなど冷蔵庫にあるもので十分。

なければトマトだけだっておいしい。

夏休みのお子様のお昼ごはんにどうぞ。

チキンライスや、カレーなんかに使ってもおいしいですよ♪