2019/02/27 19:57
こんにちは、鈴木です。
切干大根ってもう一品っていう時にとても便利な食材。
定食の小鉢に切干大根の煮物は定番ですよね。(浜松だけ?)
常備しておくと便利な切干大根、定番だからこそ美味しいものを選びたい。
◆三方原台地の赤土
浜松市の北西部に広がる三方原台地。
「三方原男爵」で有名なところです。
ここでじゃがいもの後作として栽培されるのが大根です。
この三方原台地は酸性で粘土質の赤土土壌。
江戸時代までは作物なんてつくれない荒地でした。
大正時代に乾燥に強く安定した収量が見込めるじゃがいもを栽培したのが始まり。
先人たちの努力、それを受け継ぐ人達のお陰で様々な美味しい作物が作れる産地として発展してきたのです。
下の画像はこれからじゃがいもを植える畑です。なんてきれいなんでしょう!

ただ、この赤土が結構やっかいなんです。
固まってしまったら、それはそれは大変。岩のように堅くなり水はけを悪くしてしまいます。
圃場の端っこに転がってました。

堅いのなんのって。一見崩れそうに見えますが割ろうと思っても割れません。
私がか弱い?からというわけでもなく、本当にコチコチなんです。
だから、このふかふか・サラサラの土を保つのがそれはそれは一苦労なんです。
そして痩せた赤土土壌。最小限の肥料でじっくり育てることで甘みのある美味しい大根が育ちます。
ほとんどは生食用として出荷されるのですが、一部は切干大根やたくあんになります。
◆冬の浜松は晴天続き。全国トップクラスの晴天率です。
冬になると滅多に雨が降りません。
乾燥しまくってます。
でも、燦々と降り注ぐ陽の光。大根も光合成がしっかりできます。
そして、切干大根用の大根は、お日様の下で気持ちよく干されます。
◆強い北風 「遠州のからっ風」
ただ晴れた日は、風がビュービュー吹いていて思いのほか寒いです。
この風の強さに県外の方は皆さん驚かれます。
でも、これも切干大根にとっては大切な恵み。
一般的な切干大根に比べ幅広で厚みがある大根を干すのですから、しっかり乾燥させるの大変。
降り注ぐ陽の光と遠州のからっ風があるからこそ、3~4日で干しあがるのです。

完成しました。
干しあがった切干大根を生産者さんが持ってきてくれます。
甘さはどうか、苦味はないか、しっかり乾燥しているかなどなど確認しています。
もちろん、そのまま。最初は「これ、さきいかじゃないし・・・」なんて内心思いながら。
食べたらかなりイケる。大根の甘さがギュっと詰まって本当においしいんです。
戻し汁と少しのお醤油で大根の美味しさを感じる切干大根の煮物ができます。
食べてみてもらいたいな~。
今、一生懸命パックに詰めていますので、近日中に販売開始します。
ぜひぜひ、味わってみてください。