2019/04/19 10:09

鈴木です。

浜松はすっかり葉桜です。

今年の桜はあっという間に散ってしまいました。

かわりに通勤途中にある柿の木を見たら、ツヤツヤと輝いた葉がいっぱい出てましたね。

新緑で山がキラキラ輝く季節です。


北海道のトマトの定植が始まってます。


まだまだ北海道のトマトにとっては寒い時期ですが、

育苗ハウスで苗を育て、本圃への定植も始まっています。



10月まで元気に育ち、美味しいトマトをたくさん収穫にするには、

この種まき~定植前ってすっごい重要なんですよね。

人で言う「三つ子の魂百まで」ということわざに近いのかな~。

赤ちゃんって1年でもの凄く成長しますからね、今の私の1年とはわけが違う。。。

植物も同じなんです。

苗のできによって、その後の樹の状態、収穫量や品質に大きく影響を与えます。

生産者の皆さんは自分の子供を育てるように、優しくそして厳しく、

愛情をたっぷり注ぎながら苗を育てます。





美味しいトマトには生産者さんの愛情がたっぷり詰まっています。


生産者さんの愛情を感じながら育ったトマト苗たち。

その思いに応えるように、すくすく成長し美味しいトマトを実らせます。

時には、病気にかかって生産者さんを悩ませたり、

急な環境の変化に「助けて~!!」と訴えたり。

耳では聞こえないそのトマトの声を、生産者さんたちは肌で感じ、

「どうして欲しいんだい?」

「そうか、じゃあこうしてあげよう、そうすれば元気になれるよ。」

こんな、会話のやりとりをトマトの樹と日々交わしています。

そんなトマト作りのプロ達は口を揃えて皆さん同じことをおっしゃいます。

「何年トマトを作っていても、毎年1年生なんだ!」って。


今年もこの人達が作ったトマトやそのトマトで作ったトマトジュースが、

皆さんのところにお届けできると思うとワクワクします。

昨年は、台風や地震と北海道は大変でした。

今年は生産者さんを泣かせるような事が起きないことを心から願っています。

いいシーズンになりますように。