2019/11/06 09:42
お詫び
11月11日午後、静岡県西部地区において激しい風雨とともに
雹が降り、収穫全盛期の次郎柿に大きな被害が発生しました。
雹でキズがついた柿は、外観を損なうのはもちろんのこと、
雹があたった箇所から傷みがきてしまいます。
ご購入いただいたお客様にご迷惑をお掛けしてしまう恐れがあるため
今年の次郎柿は販売を中止することにいたしました。
たった数分の出来事で手塩にかけて育てた柿が商品にならない光景は
言葉にならないくらい辛く残念でなりません。
これが農業の厳しさだと改めて痛感いたしました。
楽しみにしていただいたお客様には、
残念な思いをさせてしまい大変申し訳ございません。
何卒、ご理解ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
株式会社 JOIN
鈴木 雅子
鈴木です。
とーってもお久しぶりです。
毎日バタバタしていてブログさぼっている間に、すっかり秋になってしまいました。
会社のまわりの柿畑の果実もおいしそうに色づいてきて、
カラスより先に食べないと、美味しいところをもっていかれてしまいます。
◆朝晩の冷え込みとともに、柿が色づいてきました。
会社のある場所は静岡県浜松市北部。
この辺りは柿をはじめ、梨やみかん、ぶどうなど果樹栽培が盛んな地域です。
収穫したフルーツたちを庭先で直売している農家さんたちをあちらこちらで見かけます。
幟までたてて気合い十分です。
これからは、柿やみかんです。
私も周辺の農家さんたちに負けないよう、美味しいフルーツをお届けしなきゃ。

◆浜松市北部の名産品「次郎柿」パリッとした食感と濃厚な甘さが特徴です。

四角形で扁平な形が特有の「次郎柿」。
なんで「次郎」なんだろうって思ったら、期待どおり発見した人の名前に由来していて、
「治郎吉」さんっていう農家さんが見つけたと言われています。
なんで、治郎 → 次郎 になったのは不明ですけど。「吉」もなくなってるし。
この次郎柿は、種が入らなくても渋味が抜ける「完全甘柿」。
富有柿と並んで「完全甘柿」の代表品種です。
甘味が強く、果汁分が少なく硬めの果肉なので、しっかりした歯ごたえがあり、
パリッとした食感と、口の中いっぱいに広がる甘味でもう一片食べたくなります。

◆「柿が赤くなれば医者が青くなる」
なんだか「トマト」もそんな風に言われていることを思い出しましたが、
柿も同じ事言われるくらい栄養豊富なフルーツなんですね。
ブドウ糖や果糖が豊富でビタミンAやC、そしてミネラル。
酸味がない果物なのに、意外にビタミンCがたっぷり。
風邪や生活習慣病、二日酔いなどに良いと言われています。
美味しくて、身体にもいい!ということになれば、毎日食べたいくらい。
でも年中みかけるものでもないので、今だけの旬の楽しみです。
◆柿は追熟するので、保存方法には気を付けて。
お店で選ぶ時はツヤのあるオレンジ色でヘタ近くまで色づいているのを選びましょう。
ヘタと果実の間に隙間が少ないものも◎。
そして、保存するときは新聞紙などにくるみポリ袋に入れて冷蔵庫で保存すると、
軟らかくなるのを遅らせることができます。
湿らせたティッシュをヘタに蓋をすよるようにのせ、ラップにくるんで冷蔵庫という方法もオススメです。
パリッとした食感が味わいたいときは、できるだけ早めに食べましょう。
でも・・・実は軟らかくなっても美味しいんです。
どんな柿が好きか周りの人たちに聞くと、
・パリッとした硬めのもの
・少し粘りが出てきたころ
・軟らかくなったもの(なんならジュルっとしたくらいでもいい)
と人それぞれ。
私も一番好きなタイミングは、硬めより果肉に粘りを少し感じるころが大好きですね。
硬めのころはサラダなどに使い、ちょうど良いころはそのまま、
そして軟らかくなってしまったらヨーグルトに混ぜたりしてます。
ぜひぜひ、皆さんもそれぞれの柿の楽しみ方見つけてください。