2021/03/04 13:00
少しづつ暖かい日も増え、満開の梅の花を見ると春だなあって思います。
家の花壇のチューリップも大きくなってきたし、楽しみがひとつ増えました。
そして、なんと言っても食べる事は一番の楽しみ。
春はいちごや不知火(デコポン)、高糖度ファーストトマトと私の大好きなものがいっぱい。
そして、忘れちゃいけないこの台湾産の「まるごとパイン」
春にしか食べれないこのパイン、先日一足先に試食。
やっぱりおいしいなあ。
出始めからいい感じ。特に果肉のねっとり感がいい!
パインというとメジャーな産地、商品はあるけれど、「まるごとパイン」はどんなパイン?
今まで食べたことのない方に簡単に説明しまーす。
◆台湾の赤土で厳しく育てられ、濃厚なパインに育ちました。

産地は台湾の南部高雄に隣接した屏東縣。
石ころ混じりの赤土で且つ肥料の量は半分以下という厳しい環境の中で育ったパインです。
厳しい環境で育つということは、パインそのものの生きる力が強くなること。
だから甘くて濃厚な味のパインができあがるのです。
◆芯ごと食べちゃおう!「まるごとパイン」
品種は台農17号

濃厚な甘さと優しい酸味が特徴です。
そしてなんといっても、芯をカットしなくても気にならないほど芯ごと食べれてしまう。
1玉買ってきても、頭とお尻を切って芯も除いてなんてしていると、
あれ?意外と食べるところないね。ってことありませんか?
芯まで美味しく食べれると、小さめの玉でも十分食べるところはありますし、
味は間違いなく美味しいから、なんだか得した気分で大大まんぞく~!!なのです。
◆食べるタイミングは?
私はパインに限らず「酸味」好き。果物やトマト、甘さではなく酸味が味を決めると思ってるくらい。
甘い = 美味しい ではないと思うんだけど、世間の傾向はそうでもないか。。。って少し残念。
でもこの酸味があってこそ甘味も引き立つし、コクも感じるんだよね。
ただ、やっぱり酸味が強いと「すっぱーい!」で終わってしまうので、食べるタイミングは大事です。
酸味はちょっと苦手という方は、全体に黄色く着色、ほんのり赤みのある黄色が見えるころがベスト。
甘さを存分に感じられることと思います。
ただし、それを過ぎると傷みや食感も悪くなるので、早めに食べましょう。
私のような酸味好きの方は、緑が少し残っているくらいの色目のころ、
切ってみると「早まったか?」って思ってしまうほんのり白みがかった果肉の色。
このころのパインをひとくち口にすると、爽やかな酸味が口にひろがり、
その後にくる甘さを十分に楽しみましょう。
わたしはこのタイミングがベスト、サイコー!!!なんですが、
酸味が得意でない方にはあまりオススメできません。
「すっぱいパイン」と思われてしまうと辛いので、
ご自身の好みに合わせたタイミングで、美味しく召し上がってくださいね。
毎年美味しいパイン作りに努力してくださる台湾の生産者さんの熱い思いも
まるごとパインには込められています。
今年も生産者さんに感謝しながら、まるごとパイン美味しくいただきまーす♪
※まだまだコロナの影響は避けられず、台湾からの物流も影響が出ております。
納品がかなり不安定になっています。予定とおりの日程で出荷できない可能性もありますので
何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
鈴木