2023/12/25 15:36

今年も残りわずか。

過ぎてみれば良い一年だったなぁと、平凡な毎日が何よりも幸せだと思えるようになりました。
・・・それだけ年齢を重ねたということかもしれませんが。

さて、冬至・クリスマスが過ぎ、これからが冬本番。
白菜やほうれんそう、長ネギなど寒さにあたると甘みが増します。

大根もそんな冬野菜のひとつ。(浜松では霜が降りるのは数回ですけど)
なんで甘くなるのかといえば、寒さから身を守る自己防衛が働くから。
野菜たちは細胞に糖分を蓄えて凍りにくくするんですね。
水は0℃で凍るけど、砂糖水や食塩水は凍らないって小学生のころの授業を思い出します。

寒くなるにつれ美味しくなってきた大根。
その大根をカットし天日干しした切干大根。
カットの厚みにちょっと拘りがあって、一般的な切干大根に比べると少し幅が広く厚みを持たせています。
そうすることによって、食感と噛むほどに旨味を感じる。
なんだか物足りなさを補うだけの切干大根の煮物も「あれっ?」ってなんか違うって感じるはず。
そんな切干大根なんです。

寒い冬にはつらい「遠州のからっ風」。
でも、この風が吹くから、厚くて乾きにくい大根も天日で干せる、自然の恵みなんです。

栄養は豊富だし、乾物なので日持ちもするし、お助け食材の切干大根。
常備しておきたい食材だからこそ、おいしいものを。
今冬の新物は2024年1月10日~始まりますので、ぜひお試しください♪